
2017年1月4日から発売された4代目スイフト、ばんばんCM売って宣伝してますね。
(BGMの音量うるさっ!というイメージが大きいのですが)
デミオ購入時にこの新型スイトを待つべきか少し悩みましたし、デミオのよきライバルになること間違いなし!なので、新型スイフトについて見ていきたいと思います。
とりあえず、私の個人的な第一印象なんですが
コペンかよ!と思いました。
六角形のグリルにLEDの良さを活かした鋭い目つき、トヨタ アクアなんかもフロントマスクはとても似ています。
歩行者保護の規制でフロント形状の自由度もかなり下がってきていますし、流行りもあるので多少似てくるのは仕方ないかもしれません。
もくじ
諸元表
さっそく、諸元表から見てみたいと思います。
5MTのあるグレードとRStグレードを抜粋して記載しました。ハイブリッドグレードは今回取り上げていません。
3代目 | 4代目 | |||
ZC32S | ZC83S | ZC13S | ||
タイプ/グレード・ 駆動方式 |
スポーツ |
XG |
RS FF, 5MT (以下数値は5MT) |
RSt 6AT |
価格(税込) |
172万8000円 | 134万3520円 | 159万4080円 | 170万4240円 |
エンジン | M16A型 直列4気筒DOHC |
K12C型 直列4気筒DOHC |
K10C型 直列3気筒DOHC 直噴ターボ |
|
ガソリン | ハイオク | レギュラー | ||
総排気量[cc] | 1586 (1.6L) |
1242 (1.2L) |
996 (1.0L) |
|
全長×全幅×全高[mm] | 3890×1695×1510 | 3840×1695×1500 | ||
最低地上高[mm] | 130 | 120 | ||
室内寸法 長さ×幅×高さ[mm] |
1905×1385×1225 | 1910×1425×1225 | ||
ホイールベース[mm] | 2430 | 2450 | ||
トレッド(前/後)[mm] | 1470/1475 | 1490/1495 | 1480/1485 | |
最小回転半径[m] | 5.2 | 4.8 | ||
車両重量[kg] | 1040 | 840 | 870 | 930 |
サスペンション(前/後) | マクファーソンストラット式/ トーションビーム式 |
マクファーソンストラット式/トーションビーム式 | ||
ブレーキ(前/後) | ベンチレーテッドディスク/ ディスク |
ベンチレーテッドディスク/ リーディング・トレーリング |
ベンチレーテッドディスク/ ディスク |
|
最高出力 [kw(PS)/rpm] |
100(136)/6900 | 67(91)/6,000 | 75(102)/5,500 | |
最大トルク [N・m(kgf/m)/rpm] |
160(16.3)/4400 | 118(12.0)/4,400 | 150(15.3)/1700-4500 | |
圧縮比 | 11.0 | 12.5 | 10.0 | |
燃費[km/l] | 14.8 | 23.4 | 22.6 | 20.0 |
グレード
ガソリンエンジンでは、XG → XL → RS → RSt の順に上位グレードとなっています。
RSまでは1.2L、RStのみは1.0Lターボエンジンを搭載しています。
ハイブリッドグレードでは、HYBRID ML → HYBRID RS の順に上位グレードとなります。
MLはおそらくマイルドハイブリッドの事だと思います。
RS、RStは2WD(FF)のみ、それ以外は2WD(FF)と4WDの設定があります。
RSグレード
今回、スポーティグレードとしてRS、RSt、HYBRID RS の3つが設定されています。
RS専用のフロントグリル・バンパー、リヤバンパーが付くため、ぱっと見てもRSグレードと分かりますね。
その他にも、欧州仕様のショックアブゾーバー、タイヤ、電動パワステ、ブラック塗装の入った16インチアルミホイールなどが専用品として付属されます。
今の時代、MTがあるだけでもありがたいですが、できれば先代と同じ6MTが欲しかったところです。
また、唯一のターボグレードでありながらMTの設定がないRStは、スイフトスポーツとの差別化の為なのか、街乗りのしやすさを意識したターボを意味するのか、位置づけがなんともいえないグレードです。
快適装備をばっさりカットしたXGグレード
ベースグレードとなるXGは、フロント以外のエアバッグやブレーキサポートなどの先進安全装備が無く、ツイーター・リアスピーカーもカットし、ホイールも鉄っちんという一番簡素な仕様です。
ステアリングもXGのみウレタン製(他は本革巻き)なので、安心してステアリングを社外品に変えることができます。
リアブレーキもディスクからドラム式へ変更されていますが、放熱さえ気にしておけば車重の軽さを考えればドラムでも十分だと思います。
スパルタンモデルではないので、エアコンはちゃんと付いています。
価格も134万とかなりお手頃ですし、いじって遊ぶにはかなりオススメできるグレードです。個人的に良いグレードを用意してくれたな、と感心しています。
トランスミッション
XG、XLは5MT/CVTの選択肢があり、HYBRID ML/RS はCVTのみ、RSは5MTのみ、またRStは6ATのみとなっています。
XG以外のCVT、6AT車にはパドルシフトがついてきます。
エンジン
DUAL JETエンジン(1.2Lガソリン)、BOOSTER JETエンジン(1.0Lターボ)、マイルドハイブリッドシステム(1.2Lガソリン+モーター)の3つのラインナップがあります。
DUALの名は、燃料を噴射するインジェクターを1気筒あたり2本搭載していることに由来します。燃料を燃えやすくし熱効率を上げることに貢献しています。
スズキのハイブリッドは、減速時のエネルギーを電装品用とは別の専用バッテリーに充電し、加速時にエンジンのアシストを行う方式です。モーターはメインで駆動しないことが、マイルドの由来になっていると思われます。
車両剛性の向上と大幅な軽量化
新型スイフトには、Bセグメント用に開発された軽量化・高剛性を両立した新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」と、軽量衝撃吸収ボディ「TECT(テクト)」が採用されています。
骨格部品の剛性がアップし、補強部品を削減するなどの取り組みで、先代と比較して120kgもの軽量に成功しています
(先代XG 2WD-5MTと新型XG 2WD 5MTの比較)。
XGに至ってはなんと840kg。1000kg台のデミオでも軽いと思っていましたが、それを上回る軽さに仕上がっています。
スイフトスポーツは出るのか?
現時点ではスイフトスポーツの発表はありません。
しかし、1.4Lターボあたりを搭載したものが2017年中には発表されるのではないかとの噂があります。
スポーツ走行を求めている方は、お手頃価格と不要な装備を削減したXGグレードで遊ぶという選択肢もありますが、
やはりスイフトスポーツの発表まで購入は待った方がいいでしょう。
その他
全体的な内装については、デミオのほうが高級感があるかなといった印象ですが、
メータは赤と白でデザインされたタコメーター・スピードメータの2眼の中央に燃費やトルク・時計などの表示が可能なインフォメーションディプレイを搭載しており、スポーティで格好いい仕上がりになっています。
デミオも通常グレードは1.3Lで近いですし、価格帯も近いので、どちらを購入かと言われると悩むところですね。
XGグレードで、1.5Lを搭載している位が個人的には一番欲しいかもしれません。スイフトスポーツがどんな仕様・価格で出てくるのかが楽しみです。
お読みいただきありがとうございました。
XGグレード良いですね、試乗に行きたくなりました(笑)
欲を言えばこの新設計ボディにM15Aエンジンをリファインして積んで欲しかったなぁ・・・
それでも150万程度で出せそうですし、ターボ化されるであろう新スイスポとも十分な差別化が出来たと思います。
新スイスポの価格はかなり高くなりそうなので、新スイスポの発表後にXGを購入してオンリーワンな仕様にいじるのも選択肢として良さそうです!
こんばんは、コメントありがとうございます!
M15A、初代スイフトの1.5Lエンジンなんですね。確かに載せ替えには良さげな選択です(・q・)
私もスイスポはかなり高い価格で出てくると思うので、やはりXGは狙い目ですよね!
とても比較しやすい情報ありがとうございます。840kgですか~、ほぼ軽自動車の重さじゃないですか。ダウンヒルでこれに出会ったらまずいですね(^^ゞ
コメントありがとうございます!コペンRobeとほぼ同じ重さですね・・・
後部座席と助手席のシート取ったりしたら、もっと面白いことになりますね^^ゞ
芦有なんかでは会いたくないですw