[2016はインプレッサ/G4]そもそも日本カー・オブ・ザ・イヤーとは?

日本カー・オブ・ザ・イヤー
公式サイトから拝借

ちょうど先日、記事でインプレッサを取り上げたばかりですが、
「2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考が12月9日に行われ、富士重工業の「インプレッサ スポーツ / G4」が選ばれました。

[あえて1.6L FFから見る]新型インプレッサスポーツ
先行して発売されている5代目インプレッサ(GT/GK)2.0Lグレードに加え、1.6Lグレードの発売日が発表されました。発売日は2016年12月20日。 クリスマス篇のCMも始ま

車好きからすると、こういった話題はあまり興味がない人の方が多いと思うんですが、そもそもどんなクルマが受賞するシステムなのか、掘り下げてみたいと思います。

ところで富士重工って株式会社スバルに社名変更したんじゃないの?と思ってたのですが、2017年4月からのようですね。

日本カー・オブ・ザ・イヤーとは

コンセプト

1980年から始まり、雑誌媒体を中心とした日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会が主催しており、以下のような基準で受賞者が選ばれています。

  • 前年11月1日~当年10月31日の間に本国内で発表、発売されたすべての乗用車(輸入車・国産車は問わない
  • 継続的に生産・販売され、年間販売台数が500台/年 以上見込まれること。また、一般消費者が国内で購入できること。
  • 新しいコンセプト・新しい機構/ボディ/エンジン/ドライブトレイン/サスペンション機構のいずれかを採用していること
  • 単位はおもに車名(基本構造などの同一性)で区別する。装備・グレードの相違などによる細分化は行わない。
  • コンセプト、デザイン、性能、品質、安全性、環境負荷、コストパフォーマンスなどを総合的に評価し選考される

対象期間が中途半端なのは、東京モーターショーが11月前後に開催されることに由来しているようです。

輸入車も含まれるというのが少し以外でした。
多く売れたから受賞できる、というものでもなさそうですね。画期的なアイデアがあり、且つそれが広く受け入れられるものであること、といったところでしょうか。

ちなみに我が愛車のデミオは2年前の2014-2015 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞していますね。

賞の種類

日本カー・オブ・ザ・イヤー以外にも、以下のような賞があります。

  • 10 BEST CAR
    第一次選考にて選出された10車種。
  • 日本カー・オブ・ザ・イヤー
    10 BEST CARに対して各選考委員が持ち点を配点した結果、最も点数の高かった車種に与えられる。
  • インポート・カー・オブ・ザ・イヤー
    日本カー・オブ・ザ・イヤーが国産車であった場合に、1o BEST CARの中で最も得点の高かった輸入車に与えられる。
  • 部門賞
    イノベーション部門賞(環境、安全その他の革新技術を持つクルマ)
    エモーショナル部門賞(秀でたデザイン、ドライブフィールを持つクルマ)
    スモールモビリティ部門賞(軽自動車・超小型モビリティなど)
  • 特別賞
    その年に特別なインパクトを与えた福祉車両、モビリティの発展に貢献した施策/イベント、業界に貢献した功労者などに与えられる。

日本の2大カー・オブ・ザ・イヤー

国内では大きなものとして日本カー・オブ・ザ・イヤー以外に、RJCカー・オブ・ザ・イヤーがあります。

こちらは、日本カー・オブ・ザ・イヤーに対抗して設立されたNPO法人 日本自動車研究者・ジャーナリスト会議によって1992年から始まっています。
日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、審査員がメーカからの接待攻勢などを受け、公正な審査が行われていないことに問題を感じて別途立ち上げた組織のようです(確かに過去の受賞車、輸入車が少なかったり、トヨタ/ホンダ車が多かったり…)。日本カー・オブ・ザ・イヤーも開始当初は有意義なものだったようなのですが、体制が変わるにつれ、そのような状況になってしまったようです。

RJCカー・オブ・ザ・イヤーの選考基準などは公開されていませんが、選考車には技術畑の方々が多いため技術を重視した選考結果になりやすいとのこと。

とはいっても、どちらの賞もどこまで公正に審査されているかは分からないのと、実際の受賞車を見てもピンと来ないことも多々ありますね。
素直に、「売り上げNo.1部門」とか「スポーツカー/スポーティカー部門」「便利な移動空間部門」などコンセプトを明確してもらったほうがまだ納得がいきます。

今年の受賞車

  • 日本カー・オブ・ザ・イヤー 富士重工 インプレッサ/G4

衝撃吸収や剛性アップ、運転席の揺れの軽減による快適性アップを盛り込んだ「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」や、国内初の歩行者保護エアバッグアイサイトの標準装備などが評価されたようです。SGPのインパクトはリサーチ不足であまり分かりませんが、確かに歩行者保護エアバッグは画期的なので、安全性能の高評価があっての受賞というなら、何となく分かるようなわからないような・・・。
日本のみならず、スバリストの多いアメリカなどをにらんで北米工場に5億の投資・増産体制をとるなど、かなり力を入れているようです。ちなみに海外ではスバル好きは「スバリスト」ではなく「Subie(スビー)」といった愛称で呼ぶようです。なんか可愛いです。

  • インポート・カー・オブ・ザ・イヤー アウディ A4シリーズ
  • イノベーション部門 日産 セレナ

自動運転技術「プロパイロット」をはじめ、ハンズブリースライドドア・デュアルバックドアが評価されています。
画期的さで言えば、インプレッサと肩を並べられると思います。実際、今年のRJCカー・オブ・ザ・イヤーはこのセレナが選ばれています。
デュアルバックドアは、大型のアメ車なんかでは以前からあったので、画期的とはいえないかもしれませんが、ハンズフリースライドドアについては、子連れママとしては大歓迎ですね。

とはいっても、車好きをワクワクさせる車ではなく、クルマが好きでない人(とりあえず移動手段として欲しい人)が喜ぶクルマ、ですよね・・・。
先進技術もいいのですが、ミニバンの柔らかい足回りを何とかしてほしいものです。

  • エモーショナル部門 BMW M2クーペ
  • スモールモビリティ部門 ダイハツ ムーヴ キャンバス
  • 特別賞 ホンダ NSX

選考基準の500台には満たない(100台)が、未来のスポーツカー像を提案した意義深いクルマとして選ばれました。確かにこのお値段で500台も売れたらビックリします!高すぎてあまり興味が沸かないというのも正直ありますが、スポーツカーを作る取り組みがある事自体は素晴らしいですね。

新型NSX、梅田にて展示中ですが・・・
ちょっと流行りにのってみようと、梅田のビッグマン前でのHondaの新型NSXの展示を見てきました。 9月11日まで展示中です。 せっかくなので、もうちょっとプロモーションしても

まとめ

調べてみたけども、やっぱりカー・オブ・ザ・イヤーの意義がよくわかりません。この受賞歴をクルマ選びの参考にする方がどのくらいいるのか、気になるところです。

クルマ好きがワクワクするようなカー・オブ・ザ・イヤーがあればいいと思ったのですが、結局クルマ好きは自分のクルマが大好きだから、マイカーが選ばれなかったら納得いかないだろうし、やっぱり意味がないかな・・・!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. ダブルアールブルー より:

    カーオブザイヤーはどちらかと言うとメーカーの意図が強いような気がします。雑誌社も広告で成り立っているので辛いと思いますが。‌

    恐らく来年はノートe-POWERがゲットするのでしょうね。

    1. おしん@ボサ子 より:

      コメントありがとうございます。メーカの意図というか、もはや広報という感じですね;
      ノートe-powerですか・・・できれば新型スイフトあたりに頑張ってほしいですね!

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